【On Cloud 5レビュー】気づけば毎日履いてる。“日常使いに最適”な一足

スイス発のパフォーマンスブランド「On（オン）」から登場している定番モデル Cloud 5。

「ランニングシューズなんて、結局みんな似たような履き心地でしょ？」
そんな先入観を持っていた自分が、気づけば毎日のように履いているのが、このCloud 5でした。

この記事では、仕事や休日の外出でCloud 5を愛用している筆者が、実際の使用感や魅力、気になるポイントをわかりやすくレビューします。

結論：Cloud 5は“日常にフィットする”完成度の高い一足

Cloud 5をひとことで言うなら、「とにかく日常使いしやすいスニーカー」。

クッションは硬すぎず、柔らかすぎず。歩いても疲れにくく、自然に履ける感覚。
通勤や散歩、ちょっとした外出など、“毎日”にちょうどいい履き心地。
無駄のないシンプルなデザインで、カジュアルすぎず、オフィスにも馴染むルックス。
リフレクター搭載で、夜道の安全性にも配慮。
唯一気になる点はソールの減りがやや早いこと。でもその分、雨の日の滑りやすい路面でもしっかりグリップしてくれる安心感あり。（とはいえ、筆者は３年履けちゃってます）

Cloud 5のクッション性は、On独自のCloudTec®テクノロジーによるもの。
着地時の衝撃を効果的に吸収し、横方向にも逃がしてくれる構造で、スムーズな足運びをサポートします。

履き心地は、ふわふわというより「軽やかに抜けていく」ような感覚。
長く歩いても足が重くならず、通勤時にも疲れにくいのが印象的です。

週末の軽いランニングにも十分対応できますが、どちらかというとこのモデルの魅力は「毎日の歩行が快適になること」にあると感じます。

Cloud 5には、Onのスニーカーに多く採用されているスピードシューレースシステムが搭載。
紐を結び直す必要がなく、スリッポン感覚で履けて、足にはしっかりフィットします。

さらに、日本人の足型にも合いやすいラスト設計で、幅広の足でも圧迫感が出にくいのが特徴。
実際、筆者は足を怪我した際に整形外科の先生からこのモデルを勧められたこともあります。足にやさしい設計は信頼できるポイントのひとつです。

デザイン面でも、Cloud 5は非常に完成度の高い仕上がりです。

Onのアイコンであるクラウド形状のソールやサイドロゴなど、ひと目で「On」とわかる存在感がありつつ、全体のデザインはシンプルで主張しすぎません。

そのため、普段着はもちろん、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルにも合わせやすい。
筆者自身も、会社に履いていくことが多く、周囲からも「それどこのスニーカー？」と聞かれることがよくあります。

さらにカラーバリエーションも豊富で、落ち着いた定番色から遊び心のある限定カラーまで展開されているので、色違いで何足か揃えたくなるのも納得です。

Cloud 5には**リフレクター（反射材）**が搭載されており、夜間の視認性にも配慮されています。

特に冬場や夜の帰宅時など、意外と「見られている安心感」がありがたいポイント。
日常使いのスニーカーとして、こういった細やかな配慮があるのは嬉しいですね。

一点気になったのは、アウトソール（底面のゴム）の摩耗がやや早めという点。

とはいえこれは、Cloud 5が優れたグリップ力を発揮する理由でもあります。
実際、雨の日や濡れたタイルの上でも滑りにくく、安定感は非常に高いです。

耐久性はそれでも十分高く、数年単位で履けるレベルなので、日常使いとしては問題ありません。

Cloud 5は以下のような方に特におすすめです：

Cloud 5は、ガチのランニングシューズでもなければ、ただのおしゃれスニーカーでもありません。

日々の歩行・通勤・散歩など、日常のあらゆるシーンにちょうどよくフィットする。
だからこそ、「気づいたらこればかり履いている」――そんな存在になるんだと思います。

初めてOnを履く人にも、すでに他のモデルを持っている人にも、自信を持っておすすめできる一足です。

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